外国人の不動産購入に役立つウェブサイト・アプリ

外国人が日本で不動産を購入する際に役立つウェブサイト・アプリを徹底解説。SUUMO、wagaya Japan、Real Estate Japanなど主要サイトの特徴比較から、物件検索アプリ、空き家サイト、オンラインツールまで目的別に紹介します。
外国人の不動産購入に役立つウェブサイト・アプリ
日本で不動産を購入したいと考えている外国人にとって、最初のハードルは「どこで物件を探せばいいのか」という情報収集の問題です。日本には多くの不動産ポータルサイトやアプリがありますが、外国語対応の有無やサービス内容はサイトによって大きく異なります。
この記事では、外国人が日本で不動産を購入する際に活用できるウェブサイトやアプリを、目的別・特徴別に詳しく紹介します。物件検索から契約手続き、投資分析まで、各プラットフォームの強みを理解して最適なツールを選びましょう。
外国人向け不動産ポータルサイトの全体像
日本の不動産市場には、大きく分けて日本人向けの大手ポータルサイトと外国人特化型のポータルサイトの2種類があります。近年は大手サイトも多言語対応を進めていますが、外国人特化型サイトは言語サポートだけでなく、ビザや税金に関する情報提供、バイリンガルスタッフによる相談対応など、より包括的なサービスを提供しています。
物件探しを始める前に、自分のニーズを明確にしておくことが重要です。居住用の物件を探しているのか、投資目的なのか、地方の空き家を探しているのかによって、最適なプラットフォームは異なります。
日本の大手不動産ポータルサイト(多言語対応あり)
SUUMO(スーモ)
SUUMOはリクルートが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、月間4,000万以上のアクセス数を誇ります。掲載物件数は国内No.1で、売買・賃貸ともに圧倒的な物件数を扱っています。
外国人向けには英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語の4言語でカスタマーサービスを提供しており、専用の外国人向けページも用意されています。写真や動画などのビジュアル情報が豊富で、物件の詳細な間取り図も確認できます。
SUUMOの強み:
- 日本最大の物件掲載数で選択肢が豊富
- エリア・沿線・間取り・価格帯など細かい条件検索が可能
- 新築マンションの特集ページが充実
- スマートフォンアプリで手軽に物件検索
LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)
LIFULL HOME'Sは利用者数No.1と評価される不動産ポータルサイトで、使いやすさにも定評があります。独自のタグ検索機能があり、「#ミニマリスト」「#ペット可」などライフスタイルに合わせた物件検索が可能です。
重複物件を統合して表示する機能があるため、複数の不動産会社が掲載している同一物件を効率的に比較検討できます。英語対応の不動産専門家のディレクトリも提供しており、外国人が相談しやすい環境を整えています。
at home(アットホーム)
at homeは全国の不動産会社と提携しており、特に地方の物件情報に強みがあります。加盟店舗数が多く、SUUMOやLIFULL HOME'Sではカバーしきれない地域の物件も見つかることがあります。
外国人特化型の不動産サイト
wagaya Japan
wagaya Japanは日本最大級の外国人向け不動産ポータルサイトで、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・ベトナム語の5言語に対応しています。相談から物件見学、契約までのすべてをオンラインで行うことが可能で、多国籍スタッフによるサポートを受けられます。
売買物件の情報も取り扱いを開始しており、居住用から投資用まで幅広い物件を検索できます。外国人の入居・購入に理解のある不動産会社と提携しているため、審査面での不安も軽減されます。
Real Estate Japan / GaijinPot
Real Estate JapanとGaijinPotは同じ企業グループが運営するサービスで、外国人向けの不動産情報と住居サポートを総合的に提供しています。GaijinPotのハウジングサービスでは、バイリンガルスタッフによるサポート、クレジットカードでの支払い、保証人不要など、外国人に特化したサービスが充実しています。
ユーザーからは「英語対応が優れており、質問への回答が迅速」「入居後のガス設定や家具レンタルまでサポートしてくれた」など高い評価を受けています。
Japan-Property.jp
Japan-Property.jpは海外の富裕層や在日外国人向けに、多言語で物件情報を提供する不動産ポータルサイトです。日本のトップ不動産エージェントやデベロッパーの物件を一括で検索でき、特に投資物件に強みがあります。
空き家・地方物件に特化したサイト
日本では空き家問題が深刻化しており、格安で購入できる物件も多数あります。地方都市や田舎の不動産に興味がある方には、以下のサイトが役立ちます。
AkiyaMart
AkiyaMartは90万件以上の物件リスティングを英語で掲載しており、価格データとハザードマップも確認できます。完全リモートでの取引が可能で、ライセンスを持つエージェントが初回相談からクロージングまでサポートしてくれます。海外在住の外国人でも物件購入の手続きを進めやすい環境が整っています。
AkiyaHub
AkiyaHubは日本各地の空き家物件に関する情報を集めたコミュニティプラットフォームで、購入に関する学習リソースや専門家への相談機能を提供しています。
主要サイトの比較表
外国人が日本で不動産を購入する際に利用できる主要サイトを比較しました。
| サイト名 | 対応言語 | 売買物件 | 賃貸物件 | 外国人特化 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| SUUMO | 日・英・中・韓 | ◎ | ◎ | △ | 物件数No.1、アプリ対応 |
| LIFULL HOME'S | 日・英(一部) | ◎ | ◎ | △ | 使いやすさNo.1、タグ検索 |
| wagaya Japan | 日・英・中・越 | ○ | ◎ | ◎ | 多国籍スタッフ、オンライン完結 |
| Real Estate Japan | 英・日 | ○ | ◎ | ◎ | GaijinPot連携、保証人不要 |
| Japan-Property.jp | 英・中・日 | ◎ | △ | ◎ | 投資物件に強い |
| AkiyaMart | 英 | ◎ | × | ◎ | 空き家90万件以上、リモート対応 |
| Tokyo Portfolio | 英 | ◎ | △ | ◎ | YouTube物件ツアー |
| Plaza Homes | 英・中・日 | ◎ | ◎ | ◎ | 高級物件、非居住者対応 |
不動産会社・仲介業者選びのポイント
ウェブサイトやアプリで気になる物件を見つけたら、次は信頼できる不動産会社や仲介業者を選ぶステップに進みます。外国人が不動産会社を選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。
多言語対応の有無: 契約書や重要事項説明書は日本語で作成されるため、通訳や翻訳サポートがある会社を選ぶことが重要です。三井不動産リアルティは34年連続で仲介件数トップを誇り、英語・中国語対応のウェブサイトで外国人の不動産取引をサポートしています。
オンライン対応の充実度: Plaza Homesのように、日本に住んでいない非居住者でもオンラインで物件購入の手続きを進められるサービスもあります。
外国人取引の実績: 外国人との取引実績が豊富な会社は、ビザの種類による制限や住宅ローンの条件など、外国人特有の課題について適切なアドバイスを提供できます。
物件探しで活用したいアプリ・ツール
スマートフォンアプリを活用すれば、外出先でも効率的に物件情報をチェックできます。
SUUMOアプリ: 新着物件のプッシュ通知機能があり、条件に合った物件が掲載されるとすぐにお知らせが届きます。お気に入り登録した物件の価格変動も追跡できます。
LIFULL HOME'Sアプリ: AR機能を使って、現在地周辺の売り物件を地図上にリアルタイム表示できる「かざして検索」機能が特徴的です。
Google マップ: 物件周辺の施設(スーパー、病院、駅など)を確認するのに便利です。ストリートビューで実際の街並みもチェックできます。
Google 翻訳: 日本語の不動産サイトを閲覧する際に必須のツールです。カメラ翻訳機能を使えば、物件資料や契約書の日本語テキストをリアルタイムで翻訳できます。
国土地理院地図: ハザードマップの確認に活用できます。洪水や土砂災害のリスクエリアを事前にチェックすることで、安全な物件選びに役立ちます。
不動産購入前に確認すべきオンラインリソース
物件探しだけでなく、購入前の情報収集にも活用したいウェブサイトがあります。
不動産法規制と外国人の権利 を事前に理解しておくことで、スムーズな取引が可能になります。
REINS Market Information(レインズ): 実際の不動産取引価格情報を公開しているサイトで、相場観を把握するのに役立ちます。
国税庁 路線価図: 土地の評価額を確認できるサイトで、税金の計算や物件の資産価値を判断する際に参考になります。
登記情報提供サービス: 物件の所有者情報や抵当権の有無などを確認でき、不動産契約前の調査に活用できます。
まとめ:目的に合ったサイトを組み合わせて活用しよう
外国人が日本で不動産を購入する際には、複数のウェブサイトやアプリを組み合わせて活用することをおすすめします。大手ポータルサイト(SUUMO、LIFULL HOME'S)で幅広い物件を検索しつつ、外国人特化型サイト(wagaya Japan、Real Estate Japan)で多言語サポートを活用するのが効率的です。
不動産購入の手続きや資金計画についても事前にしっかり準備して、理想の物件を見つけましょう。日本の不動産市場は外国人にとってもアクセスしやすくなっていますので、この記事で紹介したツールを最大限に活用してください。
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