東京の中古マンション相場と狙い目エリア

2025年最新の東京中古マンション相場をエリア別に徹底解説。外国人におすすめの狙い目エリア5選や購入時のチェックポイント、住宅ローンの注意点まで、東京で中古マンションを購入したい外国人に必要な情報をすべてまとめました。
東京の中古マンション相場と狙い目エリア|外国人向け完全ガイド
東京で中古マンションの購入を検討している外国人の方にとって、「どのエリアが狙い目なのか」「現在の相場はいくらなのか」は最も気になるポイントでしょう。2025年現在、東京の中古マンション市場は上昇トレンドが続いており、エリアによって価格差が大きく開いています。本記事では、最新の相場データをもとに、外国人が購入しやすい狙い目エリアを徹底解説します。
東京の不動産全般について知りたい方はこちらもあわせてご覧ください。
東京の中古マンション市場の現状
2025年の東京中古マンション市場は、引き続き力強い上昇傾向にあります。東京カンテイの調査によると、東京都の中古マンション平均成約価格は6,901万円(前年比+14.2%)に達しました。
特に東京23区では、70㎡換算の平均希望売り出し価格が1億1,485万円と最高値を更新し、19カ月連続で上昇しています。中古マンションの新規登録件数は13カ月連続で減少し、在庫も11カ月連続で減少するなど、完全な売り手市場となっています。
この背景には、新築マンションの供給減少と価格高騰により中古市場に需要が流れていること、そして円安の影響で外国人投資家の購入が増加していることがあります。外国人投資家は都心の新築マンション販売の最大40%を占めるとも報告されています。
東京23区のエリア別中古マンション相場比較
エリアによって中古マンションの価格には大きな差があります。以下は2025年時点の東京主要エリアの平米単価と特徴をまとめた表です。
| エリア | 平米単価(万円) | 70㎡換算価格(万円) | 9年間上昇率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 渋谷区 | 186 | 約13,020 | 約98% | IT企業集積、若者に人気 |
| 港区 | 200以上 | 約14,000以上 | 約85% | 外国人居住率高い、国際的 |
| 新宿区 | 128 | 約8,960 | 約70% | 交通利便性抜群、商業地 |
| 世田谷区 | 101 | 約7,070 | 約45% | ファミリー層に人気、住環境良好 |
| 品川区 | 115 | 約8,050 | 約55% | 再開発進行中、リニア新幹線 |
| 江東区 | 90 | 約6,300 | 約50% | 湾岸エリア、新興住宅地 |
| 北区 | 75 | 約5,250 | 約35% | 価格が手頃、赤羽が人気 |
| 足立区 | 55 | 約3,850 | 約25% | 最も手頃、北千住が再評価 |
| 練馬区 | 70 | 約4,900 | 約30% | 緑豊か、ファミリー向け |
出典:東京カンテイ 70㎡換算価格推移、すみかうる 東京23区中古マンション価格推移
東京都全体の平均売買平米単価は110万円で、9年前と比べて44.8万円も上昇しています。ただし上の表からわかるように、足立区や北区などの城北エリアでは比較的手頃な価格で購入することが可能です。
外国人におすすめの狙い目エリア5選
外国人が東京で中古マンションを購入する際、価格だけでなく生活利便性や外国人コミュニティの存在も重要な判断材料です。以下に、外国人におすすめの狙い目エリアを5つ紹介します。
1. 江東区(豊洲・有明エリア)
湾岸エリアは比較的新しいマンションが多く、外国人居住者も増えています。平米単価は約90万円と23区内では中間的な価格帯です。豊洲市場やららぽーとなど生活施設が充実しており、都心へのアクセスも良好です。英語対応の病院やインターナショナルスクールへのアクセスも比較的容易です。
2. 北区(赤羽・王子エリア)
平米単価約75万円と手頃ながら、JR京浜東北線・埼京線で都心へ直結する利便性が魅力です。赤羽は「住みたい街ランキング」でも常に上位に入る人気エリアで、商店街の活気と下町の温かさがあります。最近は外国人居住者も増加しています。
3. 品川区(大井町・武蔵小山エリア)
リニア中央新幹線の品川駅開業を控え、今後の資産価値上昇が期待されるエリアです。大井町は商業施設が集積し、武蔵小山は再開発で人気急上昇中です。平米単価は約115万円ですが、将来性を考えると投資価値が高いと言えるでしょう。
4. 練馬区(石神井公園・大泉学園エリア)
23区で最も緑豊かなエリアの一つで、ファミリー層に適した住環境です。平米単価約70万円と手頃で、西武池袋線で池袋まで直通15分程度です。公園や自然が多く、子育て環境を重視する外国人ファミリーに人気があります。
5. 墨田区・台東区(錦糸町・浅草エリア)
下町エリアは東京の文化を感じられる魅力的な地域です。平米単価は80〜90万円台で、スカイツリーや浅草寺など観光地としても有名です。外国人コミュニティが形成されており、国際色豊かな環境で生活できます。
物件の探し方について詳しく知りたい方は、物件探しの方法と選び方をご参照ください。
中古マンション購入時のチェックポイント
中古マンションを購入する際には、以下のポイントを必ず確認しましょう。SUUMOやLIFULL HOME'Sでも詳しく解説されています。
耐震基準の確認
1981年6月以降に建築確認を受けた物件は「新耐震基準」に適合しており、震度6強〜7程度の地震でも倒壊しない設計です。旧耐震基準の物件は価格が安い反面、地震リスクがあるため、耐震補強の有無を必ず確認しましょう。詳しくは新耐震基準vs旧耐震基準の記事をご覧ください。
管理状態と修繕積立金
「マンションは管理を買え」という格言があるほど、管理状態は重要です。管理組合の運営状況、大規模修繕の履歴、修繕積立金の残高を確認しましょう。修繕積立金が極端に安い物件は、将来的に一時金の徴収や大幅な値上げが発生する可能性があります。管理組合と修繕積立金のチェックポイントも参考にしてください。
周辺環境の調査
ハザードマップで洪水・地震・土砂災害のリスクを確認し、実際に現地を歩いて日当たり、騒音、近隣の雰囲気を確認することが大切です。外国人の方は特に、最寄り駅までのアクセスや周辺施設(スーパー、病院、学校など)の充実度もチェックしましょう。
外国人が中古マンションを購入する際の注意点
外国人が日本で不動産を購入すること自体に法的な制限はほとんどありませんが、いくつか注意すべき点があります。
住宅ローンの審査
外国人が住宅ローンを組む場合、永住権の有無が大きなポイントになります。永住権がない場合でも融資を受けられる金融機関は存在しますが、選択肢は限られます。外国人向け住宅ローン完全ガイドで詳細を確認してください。また、永住権なしで住宅ローンを組む方法も参考になります。
不動産取引の流れ
日本の不動産取引には独自のルールがあります。重要事項説明は日本語で行われることがほとんどですので、通訳や外国人対応可能な不動産会社のサポートを受けることをお勧めします。不動産購入手続きと流れもあわせてご確認ください。
税金と諸費用
中古マンションの購入時には、物件価格以外にも仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税)、登録免許税、不動産取得税、印紙税などの諸費用がかかります。一般的に物件価格の6〜8%程度の諸費用が必要です。不動産にかかる税金ガイドで詳細を確認できます。
2026年以降の東京中古マンション市場の見通し
今後の東京中古マンション市場については、以下のポイントに注目する必要があります。
Tokyo Portfolioの分析によると、2026年以降も東京の中古マンション価格は緩やかな上昇が続くと見られています。その背景として、以下の要因が挙げられます。
- 供給制約の継続:新築マンションの用地不足と建設コストの上昇により、中古市場への需要シフトが続く
- 円安効果:円安が継続する限り、外国人投資家にとって東京の不動産は割安感がある
- 再開発プロジェクト:品川、渋谷、虎ノ門エリアなどの大規模再開発が周辺の資産価値を押し上げる
- 金利動向:日銀の金融政策変更による金利上昇リスクが唯一の下押し要因
ただし、城西地区(杉並区・中野区方面)では2024年後半から下落傾向が見られ、すべてのエリアが一律に上昇するわけではありません。エリア選びと物件選びがますます重要になっています。
不動産市場トレンドと将来予測では、より詳細な市場分析を掲載しています。
まとめ:東京の中古マンション購入を成功させるために
東京の中古マンション市場は上昇が続いていますが、エリアによって価格差は大きく、外国人にとっても手が届く物件は十分に存在します。
購入を成功させるためのポイント:
- エリア選びが最重要:都心3区にこだわらず、城北・城東エリアも視野に入れる
- 耐震基準を必ず確認:1981年以降の新耐震基準物件を選ぶ
- 管理状態をチェック:修繕積立金や管理組合の運営状況を確認する
- 専門家のサポートを活用:外国人対応の不動産会社や通訳を利用する
- 資金計画を立てる:物件価格の6〜8%の諸費用を見込む
まずは物件探しに役立つウェブサイト・アプリで情報収集を始め、信頼できる不動産会社に相談することから始めましょう。東京の中古マンション購入で理想の住まいを見つけるお手伝いができれば幸いです。
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