日本の不動産ポータルサイト比較:SUUMO・HOMES・at home

日本の3大不動産ポータルサイト「SUUMO」「LIFULL HOME'S」「at home」を外国人向けに徹底比較。掲載物件数、英語対応、検索機能の違いを解説し、効果的な物件探しの方法をわかりやすく紹介します。
日本の不動産ポータルサイト比較:SUUMO・HOMES・at home|外国人向け完全ガイド
日本で物件を探す際に最初に利用するのが不動産ポータルサイトです。しかし、SUUMO(スーモ)、LIFULL HOME'S(ホームズ)、at home(アットホーム)の3大サイトにはそれぞれ異なる特徴があり、どのサイトを使えばよいか迷う外国人の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、日本の不動産ポータルサイトの「御三家」を徹底的に比較し、外国人が物件探しをする際にどのサイトをどう活用すべきかを詳しく解説します。英語対応状況や外国人向けサポートについても網羅しているので、ぜひ参考にしてください。
SUUMO(スーモ)の特徴と強み
SUUMOはリクルートが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトです。掲載物件数は約829万件で業界No.1を誇り、オリコン顧客満足度ランキングでは賃貸情報サイト部門で8年連続1位に輝いています。
SUUMOの最大の強みは圧倒的な物件情報量と検索機能の充実度です。エリア、沿線、駅からの検索はもちろん、間取りや家賃、築年数などの細かい条件で絞り込みが可能です。また、写真や動画などのビジュアル情報が豊富で、実際に内見に行く前に物件のイメージをしっかりつかむことができます。
SUUMOの料金体系は「掲載時に件数に応じた料金が発生する」仕組みのため、不動産会社が厳選した質の高い物件情報が集まりやすいという特徴もあります。
外国人向けサポート
SUUMOは外国人向け特設ページを用意しており、英語での物件検索や情報閲覧が可能です。また、英語対応可能な不動産会社特集ページでは、東京をはじめとする主要エリアで外国語対応可能な仲介会社を検索できます。
ただし、SUUMOのメインサイトは基本的に日本語のため、詳細な検索条件の設定や物件情報の読み取りにはある程度の日本語力が必要です。日本の不動産用語集を事前に確認しておくと役立ちます。
LIFULL HOME'S(ホームズ)の特徴と強み
LIFULL HOME'SはLIFULLが運営する不動産ポータルサイトで、約500万件以上の物件を掲載しています。HOME'Sの特徴はユニークな検索機能とオンラインサービスの充実です。
特に注目すべきは「タグ検索」機能で、「#ミニマリスト向け」「#服に囲まれたい」「#ペットと暮らす」など、ライフスタイルに合わせた検索が可能です。従来の間取りや家賃だけでなく、自分の理想の暮らし方から物件を探せる革新的な機能です。
また、HOME'Sには物件名寄せ機能があり、複数の不動産会社が同じ物件を掲載している場合に重複を統合して表示します。これにより、同じ物件で最も条件の良い不動産会社を簡単に比較できます。
さらに、HOME'Sは「オンライン内見」や「LINE問い合わせ」などのオンラインサービスが充実しており、忙しい方や遠方からの物件探しにも最適です。
外国人向けサポート
HOME'Sでは多言語対応が進んでおり、英語版のインターフェースも一部用意されています。特に外国人向けの賃貸物件検索では、「外国人歓迎」のフィルターを使って検索できるのが便利です。
at home(アットホーム)の特徴と強み
at homeは1967年に設立された老舗の不動産情報サービスで、加盟店舗数約5万7,100店と業界最多を誇ります。SUUMOやHOME'Sと比べると知名度では劣るものの、地域密着型のサービスという独自の強みがあります。
アットホームの掲載料は比較的安価なため、個人経営の小規模な不動産会社でも気軽に掲載できます。その結果、SUUMOやHOME'Sには掲載されていない「穴場物件」が見つかることがあります。特に地方都市や郊外エリアでの物件探しには、アットホームが力を発揮します。
また、アットホームは全国の主要都市を中心に地域の生活情報や周辺環境データも提供しており、物件選びだけでなく日本での暮らしと生活環境について理解を深めることにも役立ちます。
外国人向けサポート
アットホームでは一部の物件に英語の説明が付いている場合がありますが、全体的に日本語がメインです。ただし、加盟店の中には外国語対応可能な店舗も多いため、気になる物件があれば直接問い合わせてみるとよいでしょう。
3大サイト徹底比較表
各サイトの主要な特徴を一覧で比較しましょう。
| 比較項目 | SUUMO(スーモ) | LIFULL HOME'S(ホームズ) | at home(アットホーム) |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | リクルート | LIFULL | アットホーム |
| 掲載物件数 | 約829万件(業界最多) | 約500万件以上 | 約500万件以上 |
| 加盟店舗数 | 非公開 | 約3万店 | 約5万7,100店(業界最多) |
| 英語対応 | 外国人向け特設ページあり | 一部英語対応 | 日本語メイン |
| 検索機能 | エリア・沿線・条件が充実 | タグ検索・ライフスタイル検索 | 地域密着型の詳細検索 |
| 特徴的な機能 | 豊富な写真・動画 | 物件名寄せ・オンライン内見 | 穴場物件が見つかりやすい |
| おすすめユーザー | 網羅的に物件を探したい方 | ユニークな条件で探したい方 | 地域密着の情報が欲しい方 |
| スマホアプリ | あり(高評価) | あり(高評価) | あり |
| 対応物件種別 | 賃貸・売買・新築 | 賃貸・売買・新築・投資用 | 賃貸・売買・新築 |
| 料金体系(不動産会社向け) | 掲載件数に応じた課金 | 反響課金制あり | 比較的安価な掲載料 |
外国人におすすめの不動産ポータルサイトの使い方
外国人が日本で物件を探す際、最も効果的なのは3つのサイトを組み合わせて使うことです。以下に、具体的な活用法を紹介します。
ステップ1:SUUMOで全体像をつかむ
まずはSUUMOで希望エリアの相場感や物件の種類を把握しましょう。掲載物件数が最も多いため、市場の全体像をつかむのに最適です。物件探しの方法と選び方も参考にしてください。
ステップ2:HOME'Sで比較検討する
気になるエリアが決まったら、HOME'Sの物件名寄せ機能を使って同じ物件の最安値や最も条件の良い不動産会社を見つけましょう。タグ検索も活用して、ライフスタイルに合った物件を絞り込みます。
ステップ3:at homeで穴場を探す
最後にアットホームで同じエリアを検索し、他のサイトには掲載されていない隠れた優良物件がないか確認します。地域密着型の不動産会社ならではの情報が見つかることがあります。
日本語が苦手な外国人のための代替サイト
3大ポータルサイトは情報量では圧倒的ですが、日本語が苦手な方には以下の外国人向け不動産サイト・サービスもおすすめです。
- GaijinPot Apartments:英語完全対応の外国人向け賃貸サイト
- BEST-ESTATE.JP:英語・中国語・韓国語・ベトナム語など多言語対応の不動産サイト
- Real Estate Japan:英語で物件検索・問い合わせができるポータルサイト
- Tokyo Portfolio:投資用物件を中心とした英語対応サイト
ただし、これらの専門サイトは物件数が3大サイトに比べて限られるため、不動産会社・仲介業者の選び方を参考にしながら、英語対応可能な不動産会社に直接相談するのも一つの方法です。
不動産ポータルサイトを利用する際の注意点
外国人が日本の不動産ポータルサイトを利用する際に知っておくべき注意点をまとめます。
おとり物件に注意
一部の不動産会社は、すでに成約済みの物件や実際には存在しない好条件の物件を掲載して問い合わせを集める「おとり物件」の手法を使うことがあります。極端に条件が良い物件には注意し、問い合わせ前に更新日を確認しましょう。不動産購入トラブル事例と対処法も参考にしてください。
外国人入居拒否の物件がある
残念ながら、日本の賃貸市場では外国人の入居を断るオーナーが一定数存在します。ポータルサイト上では「外国人可」のフィルターを活用するか、外国人対応に慣れた不動産会社を通じて探すのが効率的です。詳しくは外国人は日本の不動産を購入できるのか?をご覧ください。
初期費用を事前に確認する
日本独特の敷金・礼金制度や仲介手数料など、物件価格以外にかかるコストは事前に把握しておきましょう。資金計画と頭金の準備で詳しく解説しています。
間取り表記を理解する
日本の不動産広告では「1LDK」「2DK」など独特の間取り表記が使われます。間取りの読み方:LDK・和室・洋室の意味を事前に理解しておくと、効率的に物件を探せます。
まとめ:3サイトの併用が最強の物件探し戦略
日本の不動産ポータルサイト「SUUMO」「LIFULL HOME'S」「at home」は、それぞれに強みと特徴があります。最も効果的なのは3サイトを併用し、情報を幅広く集めることです。
| おすすめの使い方 | サイト |
|---|---|
| 全体像をつかみたい | SUUMO |
| 比較検討したい | LIFULL HOME'S |
| 穴場物件を探したい | at home |
| 英語で探したい | GaijinPot / BEST-ESTATE.JP |
外国人の方は特に、不動産エージェントとの上手な付き合い方も意識しながら、ポータルサイトで気になった物件をプロに相談するのが成功への近道です。
内見のチェックポイントや不動産契約と必要書類など、物件を見つけた後のステップも事前に確認しておくと、スムーズに進められるでしょう。日本での理想の住まい探しを応援しています!
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